マンション売却の場合の個性とは
個性が少なく、他の物件や部屋と差別化がしづらいと言われているマンションを売却する場合、価格がどれも同じくらいになってしまうのではないかという懸念もあるでしょう。マンションの部屋は立地条件がどれも同じで、差があるとすれば中の間取りが若干違うとか階数の高低があるくらいです。基本的に同じマンションの部屋であればほぼ同じ間取りで作られており、それぞれの部屋にはあまり差がないといえます。したがって同じマンションの部屋が売りに出されている場合は、価格に差をつけることが非常に困難になります。つまりマンションは個性を生かすという点ではあまり向いていない物件といえるかもしれません。
より個性のある物件が高く売れます
それでは、マンションを売却する場合はどのようにして差別化をはかればいいのでしょうか。例えば、部屋をリフォームした場合など、その部屋独自の個性を活かしてアピールする場合が該当します。リフォームをした部屋の特徴が購入希望者の希望と合致すれば、その人にとっては他のどのような部屋より魅力的にうつることは間違いないでしょう。
他にも、最上階である場合などは、部屋から見る景色の素晴らしさや、上に住人がいないという利点も、ある意味、その部屋の個性として捉えることができます。バルコニーやベランダの広さなども部屋の個性や特徴としてのアピール材料になりえるでしょう。また、人気があるマンションで、他に売りに出している部屋がない場合などは、そのマンション自体がブランドとして確立されているともいえるでしょう。人気のある、ブランドとしての価値があるマンションということは、他のマンションに対し、何よりの差別化につながり、買い手へPRできますね。
以上のような特徴、マンションの個性があれば、他の部屋とも差をつけることができ、価格も高く設定しても売却することが可能になるかもしれませんね。普段は何気なく過ごしていても、いざ探してみたら、自分の部屋にも個性や特徴が見つかるかもしれません。売却前に一度、確認し、上手にPRすれば、売却金額UPにつながることも夢ではありません。