身分が証明できるものを揃えましょう
物件を売買する際には、身分が証明できる書類を揃える必要があります。売却する物件を複数が共同して所有している場合は、その所有者全員分が必要となるので注意しましょう。まず”印鑑証明書”ですが、3ヵ月以内のものを用意しましょう。次に住民票ですが、これは登記上の住所が現在の住所と違っている場合に限り必要となります。査定をする際には必要なくても問題ないことが大半ですが、複数で共有している場合は用意するのに時間を要することも多いので、早め早めに準備しておくことをお勧めします。
土地測量図や境界確認書を用意しましょう
土地測量図や境界確認書を用意しましょう
売却する物件が、一戸建ての場合や土地の場合に必要となるのが、土地測量図や境界確認書です。この2つはとても重要な書類です。境界線については明確にされていないと、売買する際にトラブルを起こしてしまう原因になります。トラブルを回避するだけでなく、査定額にも大きく影響を及ぼしますので、境界線が明確になっていない場合には隣接している土地の所有者と境界を確認しておくといいでしょう。
建築設計図や工事記録書もあるとよいでしょう
建築設計図や工事記録書などは、建築基準法の元で建築されたという証になります。これらの書類は、売買する際に必ず必要というわけではないのですが、購入後にリフォームを入れたり、色々な部分のメンテナンスの際に大変役に立つ情報の一つになりますので、買い手にとってはプラスの材料です。これを見せることで、買い主の信頼を得ることにつながります。やはり買い主にいいイメージをみせることがスムーズな売却につながると考えておくといいでしょう。
マンションの場合は管理規約や維持管理に関する書類を
マンションを売却する際には、そのマンションに定めている利用規約や維持費についてどうなっているのかは気になる部分です。管理費や修繕するための積立はどうなっているか、また町内会費や管理組合費の状況が分かるものもれば用意しておきましょう。購入した際のパンフレットもあると尚よい情報になります。もし手元にない場合は、管理人に話をすればもらえる場合もあります。