家賃保証会社を利用するにはどうすればいいのでしょうか
基本的には、個人で電話しても契約を結ぶことはできません。保証会社はそれぞれ不動産会社などと代理店業務委託契約を行っている場合が殆どですので、その代理店となる会社に依頼する必要があるのです。まずは、不動産会社がどの保証会社と提携を結んでいるのかの確認してみるといいでしょう。そして、保証会社によって支払う費用が違うということも頭に入れておくようにしましょう。ここでは契約に際し、どのような費用が発生し、会社による開きが主にどの部分であるか解説していきます。
初回保証委託料の違いとはどのようなものがあるのか
“保証会社の売上は、大きく分けると2つあります。
1.保証委託契約を行う際に初回保証委託料という初期費用を徴収する。
2.保証契約の期間更新の際に保証委託契約更新料を徴収する。
という2つです。他にも月々の家賃が+3%など増額され、その分を保証会社の利益とする形もあるようです。1.の初回保証委託料を支払う場合ですが、契約を結ぶ際に注意したいのは、この初回保証委託料が保証会社によってかなり開きがあることです。割安の保証会社の場合は月額賃料総額の0.5か月分というところもありますが、高いところでは1か月分以上取られる場合もあり、その差が数万円になる場合もありますので初めに確認することをおすすめします。”
保証委託契約更新料の確認が必要
次に保証会社の売上の1つにもなっている更新料です。更新は基本的に1年に1回、1万円や月額家賃の0.3か月分を徴収するという場合が多いようです。ここでも注意する必要があります。それが契約期間です。保証委託契約期間が1年の保証会社であれば、毎年更新料を支払う必要があります。これに対し保証契約期間が2年の場合は、次回の更新が2年後になりますので、ここでも開きがでることになります。安い会社で初回保障委託料が月額賃料の0.5ヵ月の2年契約で、その後の更新料が1万円というケースがあるようです。これに、過去に遡って支払いに滞納がない場合に半額になるということもあります。契約しようとしている保証会社の契約内容のうち、初期費用や更新料がどのようになっているかをよく確認をするようにしましょう。