貯金をする前に考えよう
結婚し将来は自分の家に住みたいと考えている人は多いでしょう。しかし、実際に家を買うにはどれくらいのお金が必要なのか、具体的に知らない人がほとんどだと思います。家を購入するために貯金を始めようと考えている人にアドバイスです。まずは、貯金する前に考えてみましょう。よく、頭金のために貯金しているという人もいますが、最近では頭金なしでも購入が十分に検討できるほど、金利が低くなっています。頭金を貯める期間を考えたら、その期間をそのままローン返済に充てたほうが有利である場合もあるのです。自分に今の時点で貯金がいくらあるのか確認しましょう。もしかしたら、もう十分な金額を貯金しているかもしれません。
土地と建物はいくらくらいか
自分の貯金金額は見ればすぐにわかります。次のステップは、土地や建物がいくらくらいなのかの概算を知っておくことが大変重要です。これらは、住宅情報誌などを参考にすると分かりやすいでしょう。自分が住みたいと憧れているエリアがあれば、その周辺の土地や物件価格を調べてみましょう。こうすることで、大体の相場が分かります。憧れているハウスメーカーが具体的にある場合などは、個別に見積書をもらうとさらに明確に金額がはじき出せます。その他、家の購入には諸費用がかかります。大体土地と建物の15%を別途計算に入れておけば問題はないと言われています。こうして、すべてを足した額が家の購入にかかるお金になります。
住宅ローンのシュミレーションを活用しよう
最後に、住宅ローンのシミュレーションをしてみましょう。ホームページ上などで借入額やローンの種類に応じて返済額をシミュレーションすることできます。まずは、普段使用している金融機関で参考までにシミュレートしてみましょう。これでどれくらいの金額までならば毎月の返済が可能なのか、借入の上限ラインがみえてきます。おおまかに言えば土地建物費用+諸費用がローン借入上限額+現在の貯金額で賄えるようであれば、今の貯金で新築することが可能ですし、そうでない場合は、足りない分を貯金する必要があります。