内覧当日はどうすればいい?
マンションを売りに出すと決め、いざ物件購入検討者が訪問する内覧日。この内覧日に、売主はどのように対応すればいいのでしょうか。よく聞かれるのは、内覧日は家にいればいいのか?また、立会いする必要があるのであれば、誰が居ればいいのか?などです。内覧日が多いのは平日よりも休日の土日です。では、誰が家に居るといいのでしょうか。夫婦一緒にとか、一家の長である旦那さんがいるのがいいように感じるかもしれませんが、実は奥様が立ち会うのが理想的なんです。なぜかというと、一般的には、部屋の機能性や家の状況をよく知っているのが奥様だからです。また、男性が応対するよりも女性という点で固い感じがなくなるのもポイントです。買い手側からすると、これから購入しようと考えている家にどんな人が住んでいたのかは、大いに気になるところですので、より誠実に対応したいですね。
内覧ではどのような質問がある?
内覧に来ている方は、購入目的で真剣に見に来ていることを忘れないでおきましょう。したがって、細かな情報でも実際に今住んでいる人からいろいろ聞きたいのは良くわかると思います。特に多い質問を挙げてみましょう。マンション購入で意外と気になるのは、隣り、階下、階上がどのような方が住んでいるかという部分です。このような隣家についての質問は必ずあると考えておきましょう。わかる範囲でその家族構成を知っておくと、来訪者に喜ばれますし、購入の際の判断材料になります。また、近隣施設についての質問もあるでしょう。スーパーや病院、学校などはその一つです。食材の買い出しなどはどこが便利なのか、またお子さんがいる方であれば学校への通学はどうかなど気になるところです。そして、公共交通機関の状況です。電車やバスの運行状況はどうか?なども正しく把握しておくといいでしょう。マンションの場合は共用部分もありますので、その活用状況など売却に関してプラスになる部分はアピールしてOKです。