内覧当日の準備
マンションをより高額に売りたい方にとっては、まさに勝負の内覧日。そしてマンションは、売り出しが始まって最初の1か月から3か月くらいまでがより高額で売りに出せるチャンスがあると言われています。それ以上の日にちが過ぎてしまうと、買い手から値下げ交渉を受けるなど、価格減少の影響を受けかねない事態となります。したがって、内覧期間中は希望者が出た場合は断らずに受けましょう。基本的に気を付けておくことは、盗難防止です。貴重品などは室内に残すことのないように注意しましょう。内覧にはほとんどの場合で不動産業者の立会いがありますが、念のための注意は必要です。では、内覧当日にやっておきたいこととはなんでしょうか。まず、その日の天候状況にもよりますが、部屋全部の照明をつけておくことをおすすめします。室内に入った際の明るい印象をつけるためです。明るい照明があるだけで、たとえ狭い部屋でもマイナスに働くことはありません。マイナスの面をいかになくし、プラスへ見せるかが勝負処です。
内覧者が来た場合の対処法
こうしていよいよ内覧者が来訪です。ここで焦る必要はないのです。不動産業者に任せきりでいいのか、はたまた自分がでしゃばっていいものか、応対をどうすればいいか分からない方も多いでしょう。基本的なスタンスとしては、大体を不動産業者に任せておいて問題はないでしょう。しかし、その応対する不動産業者との信頼関係がしっかりあるようにふるまうのがいいでしょう。そして何より挨拶はきちんと行いましょう。訪問者から質問を受けることも多いので、どのような質問が来てもいいように事前にシミュレーションしておくのも必要です。例えば、周辺施設の状況(スーパーや公園など)などは聞かれることが多いですね。内覧する室内のイメージも大事ですが、売主の印象がいいと購入に前向きになるという方も多いのです。感じのいい人から買いたいというのは、誰でも同じですね。