マンションを売る前に
マンションを売りに出すと決まってから、少しでも高く売れるように対処しようとしても、すぐにできるものではありません。まずは、マンション売却について現在の不動産売買状況や、ちょっとしたコツをつかんでおくことで、より高く売却できるかどうかが決まってくるのです。では、何からやっていくのがいいのでしょうか。まず、そもそもマンションを売るというのは、マイホームを売るわけですので、高額商品を売りに出すという認識を持つことが大事です。売りに出すということは買い手がいるわけですので、買い手がどのような心境でいるかを考えてみましょう。
どのような物件が高く売れているか知りましょう
マンションの査定は、取引事例比較法によって決まります。この比較法って何?と思う方も多いでしょう。これは、近隣地域や類似の地域で対象となる不動産で行われた査定をもとに、あなたの不動産が判断されるということです。もっと分かりやすく説明しますと、近くで売りに出されたマンションの査定価格が参考にされるということです。つまり、あなたも近くで売りに出されたマンションの価格を見ることで、おおよその価格が分かるということです。まずは、近隣でそのような物件がないか確認しましょう。この一般的な査定は、主に駅からのアクセスのよさがどうか、築年数はどれくらいかが決め手になっています。今は、一括査定といって、数社同時に価格査定できるサイトもありますので、まずは参考程度に出してみるのもいいでしょう。
査定をさらによくするには?
取引事例比較法で、ほぼ査定が決められているのであれば、それ以上何をしても査定は変わらないのでは?と思うでしょう。しかし、実際にはそれだけで価格が決まることはないんです。マンションの室内の状況がどのような状況であるかなどで、実際の査定に大きく開きが出る場合があることをぜひ覚えておいてください。築年数が割と浅ければその差はあまり大きくはないでしょうが、築年数が長くなればなるほど、その差には大きな開きが出てくるのです。