これからどうなる?空家問題!

総務省の発表によると、平成25年度土地統計調査結果で空き家率が過去最高になったとの発表がありました。ただ漠然と少子高齢化時代が続いていることはわかっていても、空き家の問題が起きているまでは知らなかった人もいるのではないでしょうか。まさに今日本は、空き家が増えて来ているんです。その主な要因としてはいくつか挙げることができるでしょう。先ほど挙げた少子化による人口減少と過疎化、同居率の低下などがその原因と言われています。このような社会現象の他に、なぜ空き家が増えていったのか直接的な理由はたくさんあると想像できます。例えば、住居を構えていたが転勤になり、自宅を手放す他なくなった、実家を相続したものの、自分にはマイホームがあるため売りに出した、相続したが、自分の思い出もあり売却することなく残しておきたいのでそのままになっている、誰が相続するか決まっていない、などなど挙げられる理由はたくさんあるんです。

空き家のままにするとどんなメリット、デメリットがある?

空き家でメリットって…?と思う方もいるでしょう。しかし、あるんです。メリットは、実家が残っているので、急な集まりでも親族で集まれる、更地にしてしまうと固定資産税は高いが、建物も一緒にしておくことで更地よりも固定資産税が安くなる、といった具合です。一方デメリットはというと、空き家の場合は人の出入りがないため建物の劣化のスピードが上がってしまう、管理をするのが面倒くさい、不法侵入があっても対処できない、管理に手間がかかるため賃貸などの活用が難しい、といった点があります。このような状況が起きてしまっているのが、今の日本の現状なんです。こうならないように早くから相続できる不動産を見つけておくなど、頭の中で空き家を抱えた場合を想定しておくことが必要になってきます。今後の日本はまだ少子高齢化時代が続きます。この現状を打破できる日は果たしてやってくるのでしょうか。

 
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