アパートやマンションを賃貸する場合は?
“親からの相続などで土地を取得し、何とか活用できないか・・・という方にお答えします。
まずアパートやマンションを建てて、その家賃で収入を得るという方法です。特にアクセスのよい駅周辺の場合や都市部に土地がある場合は、かなりの確率で入居者が集まると想定できます。また、田舎に土地を所有している場合でも、近くに工場があったり、大学などの大きな施設がある場合は需要が高いのでチェックです。ただし、この場合、将来に渡ってそれらの施設が存続しているという保証はなく、移転や閉鎖などもあることを念頭に置いておきましょう。一度建ててしまうとなかなか変更が効かない方法ですが、まわりの環境をもとに検討するのが通常ですので、大学の志望倍率や入学者数、会社の工場ならば、会社の近年の業績くらいは調べておく必要があります。”
戸建て住宅を賃貸する場合は?
先ほどご紹介したのはアパートやマンションの集合住宅でしたが、今度は戸建て住宅を選択する場合です。戸建て住宅に入居しようとする希望者は、おそらく転勤で家族が引っ越してきた場合や、その場所が田舎で落ち着いている場所であれば、そのような田舎暮らしにあこがれている方などです。どのような状況で不動産を手にしているかによっても進むステップが違いますが、土地と一緒に家がある場合は、多少のリフォームを施すだけで賃貸できる場合もあります。戸建て住宅賃貸は、集合住宅と比較すると入居者の需要が少ないのが難しく、空き家になるとたちまち全く収入がなくなりますので注意が必要です。
周辺施設で判断、ペンション経営はどう?
近くにレジャー施設がある場合などは、検討してみるのもいいでしょう。スキー場やリゾート施設、テーマパークなどがそれにあたります。この場合、賃貸で家賃収入を得るのとは違い、有料で宿泊させて収入を得ることになるため、旅館業法の適用を受けることになります。各種検査も受けなければいけませんので、その点に注意しましょう。