※ 地盤が強いか弱いかを見分けるには?
購入しようとしている土地がどのような地盤なのか、購入する前に知っておきたいですよね。購入してから実は地盤改良が必要だったということが無いように事前に把握しておきましょう。そのエリアに昔から住んでいる人・業者の情報は非常に役に立つので、足を使っての情報収集は大事です。また、自分だけでできることとして、まずはその土地の履歴を調べるという方法があります。法務局の”公図”や”登記簿”あるいは国土地理院の”土地条件図”を見てみるのが分かりやすいかもしれません。都市部であれば、測量図が残っている場合もあり、その土地が切土なのか盛土なのかが簡単に分かります。切土であれば、硬い地盤を切り崩して平地にしていますので、より強い地盤と言えますが、逆に湿地であったり、昔低地であった場合は水がたまっていた可能性もあり、軟弱な地盤である可能性があります。これらの資料が揃わない場合は、それぞれの自治体や図書館で閲覧できないか聞いてみても良いかもしれません。
※ 注意したい地盤の見分け方とは
地震などの災害に全く遭わない土地を探すというのは不可能に近いのですが、比較的そのような災害にあう可能性が低くかったり、被害の度合いが低い土地を選ぶことは可能です。水害に合わない土地選びは、やはり周りに川や海がないこと。特に下流域に購入しようとしている土地がある場合は、集中豪雨などの影響で上流からの水かさが増し氾濫することもゼロではないでしょう。また、土砂崩れに遭わない土地も比較的探しやすいと言えます。山を削って土地をかさ上げして整地した場合などは、特に要注意です。特に危険な場所は、自治体のハザードマップや防災マップなどを見ると分かる場合もありますので、参考にしてみるといいでしょう。また、地震による被害を避けたい方は、断層が近くを通っていないか調べてみる必要があります。断層マップも参考にしてそのエリアが安全かどうか見てみましょう。