※ リビング階段のメリット・デメリットとは?

最近、新築戸建て住宅ではリビング階段である間取りが多くなっています。では、そんなリビング階段にはどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?リビングを抜けなければ2階に上がれないというのがまさにリビング階段の特徴です。家族のコミュニケーションを取りやすくする間取りでもあります。例えばお子さんが友達を連れてきた場合、必ずリビングを通ってから2階に向かいますので、どんな友達なのかが分かりますし、いつ来ていつ帰るのかが分かります。また、リビング内に階段が入るため空間に広さが生まれるという利点もあります。廊下階段の建物と比べるとその差がよく分かります。では、デメリットにはどんなことがあるでしょうか?それは、リビングでくつろいでいるときも、必ず通られるため落ち着かないという点や、階段を通して温かい空気が上に上り、逆に冷たい空気が1階に下りてくるため寒いという点です。また、テレビの音などが2階に響くということもあるようです。

※ 廊下階段のメリット・デメリットとは?

最近では多くなったリビング階段ですが、まだまだ廊下階段の方も多くいらっしゃいます。特に限られたスペースに家を立てなければならないとか、少しでも開放感のある部屋にしたいという方は廊下階段を好むかもしれません。廊下階段の場合は、廊下を境に部屋が分かれておりメリハリができます。また、空間が扉で区切られているため、必要な空間ごとに冷暖房すればよいというメリットもあります。また、デメリットとしてはリビングを通らずに2階に上がれるので、特にお子さんなど家族の出入りが分かりづらい、交流の機会が減るという点もあるようです。しかし、この点は逆に言えばリビングでくつろいでいる姿を見られないということになりますので、落ち着いたリビングで普段通り気にせず過ごせるということにもなります。特に階を分けて二世帯で暮らす場合などには互いのプライバシーに配慮して廊下階段を採用することが多いようです。

 
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