今日29日、英国のメイ首相は欧州連合(EU)のトゥスク大統領にEUからの離脱を正式通告しました。
昨年6月の国民投票結果に基づく離脱は、加盟国の離脱としてはもちろん欧州統合史上初めてことになります。
早ければ英国は2019年3月末に完全にEUを離脱することになります。
もともと英国は通貨だけはユーロでなくポンでした。
最近の為替が気になるところであるが、ユーロとイギリスの通貨であるポンドもむかしの勢いはなく値下がりしています。
ずいぶんと昔の話ですが、そんなポンド通貨がユーロと並んで強い時代のころの英国での生活を1ケ月ほど紀行です。
英国とといってもその時の紀行先はスコットランド紀行です。
スコットランドの土地活用は?というわけではないのですが、スコットランドの土地や建物の利用形態は日本とは全く違います。
スコットランドの紀行は、ロンドンからグラスゴーにトランジェットして空港に降りたときからになります。
グラスゴーで借りたレンタカーで翌日には、アイラ島に向かいました。
英国は、交通ルールも日本と同じあるため運転にはすぐに慣れることができました。一般の道路の制限速度はなんと60マイル(96km)で、それはとても軽快にドライブすることができました。
グラスゴーから3時間ほどでカーフェリーに乗り継ぎアイラ島に上陸。
スコットランドの7月は毎日雨でした。
しかし、街中でだれも傘をさしていないのです。
瞬間的に降ってすぐに止んでしまう雨。
日本の梅雨の雨とはずいぶん違うものです。
スコットランドの住宅の構造は石造りが主流です。
宿泊先のホテルも築100年や200年は当たり前の石造りの家です。
車で1時間走っても限りなく続く草原には羊しか見えません。
そんな草原の傍らに凛として建つ建物が、スコッチウイスキーの蒸留所です。
実は、このスコットランド紀行の目的は、毎日の蒸留所の巡りの日々です。
車で移動して1000kmほどの走行で見たものは日本とはずいぶん違った世界であったのはいうまでもありません。
石造りの蒸留所で10年以上の年月をかけて静かに貯蔵されるモルトウイスキーは日本においてもシングルモルトとして今静かなブームになっています。(続く・・・)