森友学園に神風が吹いた後に、昨日の千秋楽・稀勢の里に神風が吹いたようです。
目に見えない力が・・・と語る稀勢の里に日本中が涙しました。
貴乃花以来の20年に一度という時の総理大臣「感動した!」の言葉を思い出しますね。
大阪という土地は不思議なところです。
不動産の中心ともなっています首都圏の歴史はまだ浅く、戦国時代に太田道灌が築城した徳川幕府が江戸城にして江戸時代の幕開けとありますが、そもそも大阪はそれよりも古く、豊臣秀吉の大阪城の時代にさかのぼります。
さらに、時代は古くさかのぼっていくと、大阪城のあった場所には古代から生國魂神社(いくくにたまじんじゃ)が鎮座していました。
生國魂神社は日本書紀にもでてきますからその歴史は、1300年も前の時代になります。
神道(しんとう)の歴史は、実はその言葉は古事記で仏道にならんで登場してきます。
日本は神の國ということが最近はだいぶ一般化してきましたので、神道の復活ともいえます。
神道と不動産(土地)・・・それは、日本の歴史そのものですね。
日本人は、結婚式からはじまり七五三そしていよいよマイホームをもち新築した時の地鎮祭も神道の世界になります。
私は、仕事柄、300件超のお客様の地鎮祭に参列してきましたが、その中で数件、お坊さんのお経とお線香による仏式地鎮祭と牧師による讃美歌の地鎮祭も体験しました。
さて、その神道を日本の宗教としたのは、古事記の時代に仏道(仏教)と区別するために呼ばれたのがはじまりです。
古事記の前からずっと古代の縄文時代から弥生時代の日本は、神の國として存在していましたが、この神とは、山や川などの自然そのものとされています。
神様仏様・・・といっても仏壇の上に神棚があるのが一般の住宅での風景になります。
不動産(土地)には実はいつも神が宿っていますから、気が向くと神風が吹くのでしょう。
戸建ての住宅を新築や建て替えをするときには、必ず地鎮祭をやりましょう。
マンション購入ではどうしたらいいかですが・・・それは心配無用です。
そのマンションを着工する前に、建築会社、設計事務所、マンションデベロッパーが盛大に地鎮祭をやっていますから大丈夫です。
さあ、皆さんも不動産を新しく購入した時には、ぜひ神風が吹くように、天地に二礼二拍手一礼(にれいにはくしゅいちれい)をしてみましょう。