東京や都心部の駅は、複雑でまるで迷路のようです。出口が1、2カ所ではなく複数ある駅も沢山あります。出口を間違えると、とんでもないところに行きついてしまうことも…。


駅に置かれている案内図を見ても、初めてきた場所だとイマイチわからないのが本当のところ…。

「一発でこの出口は、どこにあるのか分かる方法はないものか」

そんな悩みを解消すべく、駅の出口を徹底解剖していくのがこのプロジェクトです。


今回攻略する駅は、難易度が高い渋谷駅です。(リビンマガジンBiz編集部)

とにかく迷宮


渋谷駅はJR「山手線」、「埼京線」、「湘南新宿ライン」、東急「田園都市線」、「東横線」、東京メトロ「銀座線」、「半蔵門線」、「副都心線」、京王「井の頭線」が乗り入れる日本有数のターミナル駅です。一日あたりの乗車人員はなんと371,336人(2016年度発表)です。

これだけの路線が混在すると、必然的に出口も多くなるというものです。では地下鉄の構内図をみてみましょう。

(撮影=リビンマガジンBiz編集部)

想像以上でした…。地下は5階まであります。まさに迷宮です。では渋谷の主要スポットを中心に渋谷駅を攻略していきましょう。渋谷駅でどこの出口を出れば良いかわかっていると、ちょっと都会人ぽくてカッコイイですよね。


渋谷駅で待ち合わせはこの出口!


渋谷駅定番の待ち合わせ場所といえば、「ハチ公」ですよね。「あまり詳しくないのでわかりやすいから、とりあえずハチ公に集合」、なんてこともあります。こちらのハチ公口は8番出口です。

(撮影=リビンマガジンBiz編集部)

ハチ公だから8番出口なのでしょうか?出口を上がると…。

(撮影=リビンマガジンBiz編集部)

いました!ハチ公です。(※外国人観光客がたくさんいて、写真を撮っていたので、ハチ公単体で写真を撮るのに一苦労でした)

井の頭線への乗り換えは5-1出番口


次は地下鉄から「井の頭線」への乗り換えには5-1番出口が便利です。階段を上がると…

(撮影=リビンマガジンBiz編集部)

(撮影=リビンマガジンBiz編集部)

渋谷マークシティがそびえ立っていました。

流行の発信地は3a出口から!


お次は流行の発信地、109に行きたい方は3a出口を目指しましょう。


(撮影=リビンマガジンBiz編集部)

 

(撮影=リビンマガジンBiz編集部)

ちなみに「109」は東急電鉄が母体です。名称はそれに由来して、「10(とう)」「9(きゅう)」から来ています。有名な話ですよね。

ヒカリエへは15番出口


お次はここ数年で定着したスポット「ヒカリエ」。ヒカリエへは15番出口が直結となります。

(撮影=リビンマガジンBiz編集部)

(撮影=リビンマガジンBiz編集部)

ヒカリエ」はオシャレなレストランがたくさん入っています。

劇場のほかに、今をときめくIT企業なども多数オフィスを構えています。

センター街に近い6番出口


続いてはセンター街です。センター街へ行くには6番出口を目指しましょう。


(撮影=リビンマガジンBiz編集部)

(撮影=リビンマガジンBiz編集部)

センター街は、お天気ニュースなどに頻繁にでてくるスクランブル交差点から始まります。ところで、センター街は「バスケットボールストリート」という名称がつけられましたが、残念ながらあまり浸透していませんね…。

明治通りは10番出口


さて、お次は「明治通り」に出る10番出口です。

(撮影=リビンマガジンBiz編集部)

(撮影=リビンマガジンBiz編集部)

地上に出ると待ち合わせスポットとして、地味に活躍している「ホープくん」の像があります。実はこのホープくん、渋谷の中では人も少ないので穴場の打ち合わせ場所として使われています。ぜひご活用ください。オススメです。

(撮影=リビンマガジンBiz編集部)

ちなみに、こちらの宮益坂と明治通りの交差点は、ポケモンGOの名所になっているようですよ。

まとめ


いかがでしたでしょうか。渋谷駅に来た際は参考してただけると幸いです。

(撮影=リビンマガジンBiz編集部)

■「ハチ公像」を目指すなら→8番出口

■「井の頭線」への乗り換え、「渋谷マークシティ」を目指すなら→5-1出口

■「109」を目指すなら→3a出口

■「ヒカリエ」を目指すなら→15番出口

■「センター街(バスケットボールストリート)」を目指すなら→6番出口

■「明治通り」、「宮益坂」を目指すなら→10番出口

【渋谷駅】

広さ    ★★★★★

複雑さ   ★★★★★

覚えやすさ ★★★★★

(情報は公開時のものです)

 
  • line
  • facebook
  • twitter
  • line
  • facebook
  • twitter

本サイトに掲載されているコンテンツ (記事・広告・デザイン等)に関する著作権は当社に帰属しており、他のホームページ・ブログ等に無断で転載・転用することを禁止します。引用する場合は、リンクを貼る等して当サイトからの引用であることを明らかにしてください。なお、当サイトへのリンクを貼ることは自由です。ご連絡の必要もありません。

このコラムニストのコラム

このコラムニストのコラム一覧へ