最も大切な安全安心の災害対策とは何でしょうか?
それは土地の選択です!
日本は美しい自然に恵まれた国土を持っています。
しかしその一方では火山国でまた地震や津波などの災害にみまわれる国土です。
そういった国土を持つ日本で、安全で安心で快適な生活をおくるため
どういった不動産を持って生活し住まうかは私たちにとって最も大切なことです。
当然のことですが、不動産・住まいはすべて土地に根ざしています。
日本は戦後、高度成長を経てインフラが整備されとても便利で快適な生活が
おくれる日常を手にしました。
でも近年、様々な大災害が日本を襲っています。
そんな日本において不動産を手に入れるときまず何に気を付けるべきでしょうか?
それはその場所がどういった土地であるか が最も重要です。
日本の都市において生活していると様々な日常都市生活の中では
地形はほとんど見えなくなってしまっています。
つまり高低差だとか土地の根ざす地形や地盤が一見わからなくなっています。
また近年行政改革などで地域地区の統合や整理により地名もかわってしまい
昔の姿がますます見えなくなってきています。
川も暗渠になったり埋め立てられたリ、湿地もコンクリートで固められたリして
一見では土地そのものの姿はわかりません。
が、ひとたび天変地異が起こると大変な災害にみまわれたりします。
地震や津波あるいは豪雨など起こった時
その原因や災害対策などが報じられますが、
最も根本的な原因は土地の地形と歴史にあります。
大災害の折、大自然は元の地形や土地の形に戻そうとする力が働く ということです。
結論から言うと最大の災害対策は土地を選ぶことです。
土地を選ぶとき土地の歴史と原始の場所に立ち返ってみることです。
確かに土木建築の技術は発達し様々な自然を克服してきました。
が、ひとたび災害が起こればやはり危弱な土地は大災害にみまわれます。
土地には名前がありそれはその場所の原形を示している ことが多いです。
○谷、池○、浅○・・・
また地面の奥の活断層や地層の切れやかわりなどがありそういった情報を
調べ手に入れることは大事です。
参考:「都市圏活断層地図」(国土地理院)・GEODASなど
古い歴史や地元の方たちの言い伝えなど も参考となることでしょう。