やはり好み?ですね

ではその好みは何に惹かれて手に入れようとするのでしょうか?

それは夢です。

何か心にワクワクするものを感じる「住まい」です。

ブレーキになるものとしては、賃料や購入資金繰りだったりします。

が、なんとなくどこかで感じているワクワクとかドキドキ
それはじつは様々な要因の集積を心のアンテナで感じているのです。

その1つを挙げてみましょう。

それはひとことで言うと環境です。

少しつまらないお話をします。

計画する側からいえば、

まず不動産は土地の最大有効利用がまず求められます。

したがって限られた土地に可能な最大の床面積を入れます。

同時に建築基準法や地域地区や指導要綱にそって計画が進められます。

つまり今の日本では経済論理と法的な制限と土地の形状でほとんどの

建築の形が決められてしまうということです。

では、とても魅力的な街並みはどこから来るのでしょうか?

それは気候・風土・そして人々の暮らした歴史が大きく反映しています。

素敵な街並みは、みんなで街や環境を大切にする心が反映しています。

単純な言葉ですがコミュニティを育て街を美しく守る心が環境を創ってゆきます。

日本でも様々な素敵な街並みが今も続いています。

角館、喜多方、佃島、飛騨高山、法善寺横丁、京都や倉敷・・・

田園調布など計画的であったりしますが共通するのは住んでいる人々が

自分のところだけでなくみんなで住んでいる環境を大切にしていることです。

結論から言いますと経済性も大事ですが、やはりみんなでお花を大切にしたり

みんなで住んでいる街を大切にして育ててゆく気持ちがそのままみんなの住む

世界を創ってゆくのです。

今後ディベロッパーも建築家もハウスメーカーもこと建築に携わっている人々

の責任はとても大事ですし、その町に住む人々も少しずつでも素敵になる

環境に参加し育てる意識が大切と思います。

結果として、不動産価値も高まり、住む人々のワクワクドキドキが生まれる事でしょう。

 
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