今回も身内のお話で、空き家問題です
妻の実家は新潟でしたが両親は他界、妹も他界したため
相続は妻と義弟の共有名義の空き家となっていました。
場所は昔栄えた古町に近い本間町の商店街です。
ここでいくつかの問題があります。
《中心市街地の空洞化》
《旧商店街のシャッター通り化》
両親の時代には佐渡汽船の船着き場が信濃川の西岸にあり
古い街の繁華街 古町に近くとても栄えた商店街でしたが
近年開発が進み再開発などと合わせて東岸に移り本商店街
はシャッター通りとなり周辺は空き家と駐車場に替わって
ゆきました。
《空き家問題》
実家は商店として大通りに面して店舗があり奥の路地側に
住宅がある間口に比べて奥行きのある細長い土地でした。
とりあえずは店舗を壊し駐車場として貸していましたが、
近隣からも空き家は何とかしてほしいと言われていました。
こういった問題はある意味日本の抱えているおおきな問題
となっているケースです。
《土地有効利用と売却双方からの検討》
《地場の信用のおける不動産屋さんに相談》
こちらは東京なので以前から測量等でお願いしていた方は
不動産も扱うとのことだったので相談しました。
土地の有効利用と売却双方からの検討を行うことにし売却
の場合のため専任契約を結びました。
《土地利用について様々なケースの検討》
《購入者をイメージしプランを作成する》
検討に当たっては
マンションを建設し貸すプランを作成し収支検討
売却の場合
現状の空き家をリニューアルし売却
新しく2世帯住宅を建てる
リニューアル+もう一軒新築する
などのプランを作成し検討してみました。
一つ問題は共有名義の義弟が消極的だったことでした。
義弟が持ってきたのは不動産屋が評価額の約3分の1の
500万を切る値段でした。
一応測量事務所の方とは評価額プラスアルファ1400万
ぐらいで様々なプラン付きでの売却方針で固めました。
ただし空き家はそのままで内部にある荷物家財道具類は
きれいにしそのままでも住める感じにまで清掃しました。
したがって家付きかもしくは解体は購入側持ちとの
考えで広告や不動産屋さんの連携にて当たり進めました。
その結果1400万から解体費200万を差し引いた値段で
顧客が現れ決定しました。
結局
《親身になってくれる動きの良い不動産屋さん》
が大事でよく相談に乗ってくれて一緒に連携して進める事
が最も大切でした。