私が保有している物件のお話です。
また売却が決まりました。
地方都市の区分物件です。
結論として、純利益は50万円くらいです。
保有期間は、わずかジャスト1年です。
買った価格より売った価格のほうが30万円くらい高いのと、金利が1%代で残債の減りがものすごく早い物件だったので、諸費用を差し引いても、その差額が利益として確定できました。
最初に買い付けをいただいた価格は30万円低い金額でしたが、交渉して、売却金額を30万円高くすることができました。
交渉の中で、これ以上の買い上がり交渉は難しいと判断しましたので、「まあまあの」利益を確保しました。
実は、この物件は、家賃設定が本来の相場より5,000円〜10,000円ぐらい高く付いている物件でした。
それゆえに高い価格で売ることができたと思っております。
わずか1年の保有期間しかないにもかかわらず自分がこのタイミングで売ることを決断した理由は、諸費用を正確に計算した結果、しっかり利益が残ることと、今の家賃設定がいつまでも続かないと思っていたことが大きいです。
入居者から退去の予告を受けた場合は、売却活動をする上でそれを買主に通知しなければならないですし、退去後のクリーニング代・修繕費、空室期間の無収入状態、新たな入居付けの際の広告費などが発生しますので、同じ純利益額を残すためには売却額をさらに上げるか、売却の時期が後ずれさせる必要などが想定されます。
売却額は、やはり家賃の金額に比例します。
やはり収益還元法で判断されることがほとんどです。
これらを踏まえて、この物件の売却がうまくこの時期で決まったことは、勝ち逃げができたと思っておりす。
決済は5月末なのでしばらく先を予定しておりますが、契約を済ませただけでなく、手付金を先に受け取りましたので、破談になる見込みは薄いでしょう。
この手付金を早期に大きめに受け取ることも大きなポイントですので、これについてもまた解説させていただきますね。