遅ばせながら、あけましておめでとうございます。
本年から本格的に不動産投資についてのノウハウをお伝えしていきたいと思いますので引き続きよろしくお願いいたします。
さて、今回のテーマはインカムゲインとキャピタルゲインです。
これは投資全般について言える考え方です。インカムゲインとは、持っていることによって入ってくる収入で、不動産投資でいえば基本的には家賃収入のことです。株でいえば配当、FXでいえば金利スワップのことです。これらは一回限りではなく、月単位などで継続的に受け取れる収入です。
対してキャピタルゲインとは、売値と買値の価格差から生まれる利益のことです。これも不動産投資でも、株式でもFXでも同じです。これらは継続的に受け取れる収入ではなく、ワンショットの利益です。そして重要なのは、インカムゲインよりも大きな利益がとれることが多いです。
この2つの収入をうまく使い分けて受け取っていくことで、資産拡大はスピードアップします。
スタンスはひとそれぞれですが、自分は、常時はインカムゲイン、大きく利益がとれるときはキャピタルゲインというスタンスが最も良いと思っています。株式やFXの場合はやり方によってはロスカットがかかって損してしまうことがあるので気をつける必要がありますが、不動産投資の場合はロスカットはないものと思っています。つまり、持っている物件の時価が大きく下落してしまうような状態になっても、インカムゲインは必ずしも時価と連動していないので、取り続けられるのです。
また、不動産投資のキャピタルゲインに関して、まずは売却に出してみることから始まります。たいていの場合、これをしなければ売却はできないです。そしてたいていの場合、売却に出してみること自体は無料、つまり費用がかからないことがほとんどです。売却に出してみて、買い手がみつかり、売却するとなった場合に初めて仲介手数料などのかたちで費用が発生します。つまり、既に物件を持っている場合は、売却に出すこと自体はほとんどリスクがないと思います。
今後、これについてまた書かせていただきますね。