準備をしっかりしておけば雨の日でも吉
内見をされる多くの方はやはり日当たりを見たいと思い、お昼の時間帯に内見予約をされる方が多く、土日祝日を選ばれる方が多い傾向にありますが、いざ内見当日に雨となってしまうと、内見される方にとってはせっかく空けた時間なのに雨じゃ参考にならないなー、という思いになってしまうかもしれません。しかし、ここは腕の見せどころです。事前の準備や情報収集によって正しい情報をお客様に伝えられれば、きっと満足感を得てもらえると同時に信頼感も獲得できるかもしれません。
下調べをしっかりとしてスムーズな案内を
雨の日はただでさえ晴れの日よりもリスクが多いので事前の下調べはしっかりと行いましょう。待ち合わせの場所や物件付近の駐車場のチェック、スリッパに傘、お客様が濡れてしまった時のためにタオルを用意することも忘れずに。様々な準備をしておくことによって、雨の日にとても丁寧に対応してくれたという印象は晴れの日よりもより印象的なプラスポイントとなると思われます。その他にもぬかるんだ場所や水たまりのある場所などを通った時は「お足元大丈夫ですか?」などちょっとした一言があるだけでも、とても気持ちの良い内見を成功させるために大切な要素と言えるでしょう。
物件情報の説明ではこんなことも聞けて良かったと思ってもらう
さて部屋に入ってからも事前に調べた情報を活用したいものです。まずは部屋までのエントランスに屋根はあるか?バルコニーに屋根はあるのか?水はけは良いか?などおそらくお客様が雨だからこそ気になりそうなことを調べることが大切です。雨ということでお客様の考えることも変化してくるもの。そんな時の質問にもスムーズに答えられる対応力が必要となってきます。また物件によっては実際に雨の日にその物件を見ないとわからない箇所がある可能性があります。例えば雨漏りなどは雨の日でしかわかりません。これをお客様より先に見つけ、「修復いたします。」などの言葉を添えることによって信頼感が増します。その他にも晴れている日の画像などをあらかじめ資料として持参し、日の当たる方角などの解説も出来るように準備をしておきましょう。お客様にイメージしやすい体制を整え、気持ちの良い内見を心がけましょう。