土地や住宅などの不動産を自己資産として持っている人は、実は結構多いと言われています。もちろん、都会の一級地の話ではありません。狭い日本ですが、まだまだ何も開発されていない土地もありますし、昨今の著明な核家族化現象によって実家が空き家になり、荒れ廃れているというレベルの話になります。ただ、不動産は所有しているだけで税金がかかってきます。ですから、少しでも有効活用出来ることを全ての所有者が望んでいるのではないでしょうか。しかし、そんな時には十分注意する必要があります。
業者の言いなりになってはならない
土地活用を提案してくる業者は、都会であっても地方であっても必ずいます。大手の住宅メーカーなどの提案なら、あまりにもひどい対応をすれば自分達の名が傷ついてしまいますので安心かもしれませんが、地元密着をうたう業者などは、何かあればトンズラすれば良いので非常に危険です。確かに土地は、眠っているだけではお金を生み出しません。ですが、提案されるがままに賃貸物件を建ててしまうと、空き部屋が多くなってしまえば当然ながら投資した額を回収することが出来なくなってしまいます。では、どうすれば良いのでしょうか。
地元ネタが流通するネットワーク探しが重要
活用したい不動産がある土地で、例えばどこかの会社が工場を建てる為に土地を探している…というような情報をいち早く入手している人を探すなら、土地活用も有効的になるかもしれません。不動産業者のネットワーク下では、個人が開設するための店舗を探している人の情報が手に入るものです。また、商工会議所のような組織であっても、その様に新しく進出したい人の状況を把握しているかもしれません。いずれにしても、提案されたアイデアについて一人で悩むことなく、そういった情報通を探し出して相談してみることをお勧めします。その地方に根付く土地家屋調査士や税理士、またファイナンシャルプランナーなども多くの情報を握っています。まずは、電話で一報を入れてみるのはいかがでしょうか。