2017年1月25日
「空き家バンク」に登録して所有不動産を活用する
ブラックラブラ
「土地さえあればなんとかなる!」は終わり
一昔前は、土地さえ持っていれば何かあった時に安心だ…といわれていましたが、今はそういう時代ではなく、むしろ活用できないような土地を持っていても税金がかかるだけで金食い虫だ!という声が聞かれます。
もちろん、評価額の高い土地を保有しているのであれば、人気もあり何かと活用できる土地だということになりますから、今段階で活用出来ていなくても焦って色々する必要はないでしょう。ですから、ここで述べるのは土地の評価額が近隣と比べて低い不動産をお持ちの方、或いは地方部で今後活用見込みのない不動産をお持ちの方にとって、有益な情報と言えます。
「空き家バンク」に登録を!
呼び方は、自治体によって色々ありますが、日本全国ある程度認知されている制度が「空き家バンク」です。これは、現に居住していない住宅などの物件を、自治体が定める方法に従って登録している制度であり、自治体が業務提携している宅地建物取引業者が間に入り、売りたい人と買いたい人の仲介をしてくれます。空き家バンクの情報は、インターネットで簡単に検索することが出来るため、日本全国の空き家情報が手にとる様に分かるのです。もちろん、登録されている物件以外にも自分が探す条件に相応しい物件があるかもしれませんが、わざわざその地域の不動産業者を回って探すのは一苦労ですし、何よりも自治体と提携している業者が間に入るのであれば安心です。ですから、前述したように活用しない不動産をなんとかしたいと思っている人は、是非この制度を利用することをお勧めします。
「空き家バンク」の活用方法
例えば、地域おこし協力隊というのをお聞きになられたことがあるでしょうか。某テレビ局の某番組では、女優の卵である女性が、ある島のPRを兼ねてこの協力隊として活動するという企画があります。つまり各自治体が、自分達の地域を積極的にPRしてくれる人材を任命し、活動してもらうのが「地域おこし協力隊」です。これは総務省の取り組みとなりますから、国を挙げての制度といえます。この隊員が、都市部で人気のあるシェアハウスを地方都市にもつくり、地域の活性化につなげる活動をしている場合もあり、そこでは「空き家バンク」に登録されている物件が活用される例があります。
どうせ使っておらずに税金だけ払っているよりも、売却するか、さもなければこのように活用することで、所有不動産の無駄を無くしていくことが出来るのです。
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