こんばんは。早速ですが、「土地を売りたい!高く売れる土地ってどんな土地?」の続きです。高く売れる可能性のある土地の条件について考えていきたいと思います。土地は同じ市町村にあっても場所によってその価格は違いますが、もっと狭い地区内、例えば同じ町内の同じ番地、同じ区画内でもどこに位置しているかによって違ってくるのです。
・日当たりはどうか
一般的に言われているのは、道路が南側に面していると高く売れるといいます。南側が隣の土地に接していると、その場所に家などの建物が建った場合、南側からの日光は遮られます。つまり日当たりの悪い土地になってしまうのです。しかし道路に面していれば、日光が遮られることもなく、日当たりのよい土地になります。家の中で一番いい場所は南向きの部屋といわれるほど、日当たりは重要なポイントです。同じ理由で、南東の角地や南西の角地も高く売れる可能性があるといえるでしょう。
・土地は形が大事
正方形や長方形といった形をしている土地を整形地といいます。これに対して台形だったり三角形だったりしている土地は不整形地と呼ばれます。もちろん高く売れる可能性があるのは整形地のほうです。これは使い勝手のよさが、正方形や長方形の土地のほうにあるからです。住宅地として考えるなら、家はたいてい正方形や長方形の形で建てられますよね。三角形に家を建てる人はあまりいません。
・適度な広さ
土地は広い方が高くなります。そりゃそうでしょ、と言われてしまいそうですが、これは総額の話であって坪単価となると話は違ってきます。1坪や1㎡といった土地の最小単位での価格で考えると、家を建てるのにちょうどいい広さの土地のほうが、広い土地よりも高く売れる傾向にあります。具体的な広さは各都道府県での差が大きいので一概にどのくらいの広さとは言えないのですが、この適度な広さは買い手が一番多い広さといえます。それより広いと買い手が限られてくるので坪単価は低くなります。また狭い土地は狭い家しか建てられなかったり使い道が限られたりしてしまうので、同じように坪単価は低くなります。