こんにちは!
不動産鑑定士、不動産投資コンサルタントの浅井佐知子です。
1月も中旬になり、寒い日が続きますね。
暖かくしてお出かけしましょう。
でも、お財布の中が寒いのは寂しいですよね(笑)
「2015年総務省統計局発表」による60歳以上の高齢無職世帯の支出の平均の記事を読みました。
「2人以上の世帯で世帯主が60歳以上の高齢無職世帯の支出の平均は、24万7815円。
高齢者になったら、夫婦2人で月25万円の生活費がかかると見ておいた方がよいでしょう。」
という内容でした。
内訳を見ると、
住居費は1万7500円。
ローンが残っていたり、住まいが賃貸の場合は、この金額ではとてもじゃないですが、賄えないです。
そうすると、生活費は30万円を超えてくることになります。
老後の生活を大きく左右するのはまぎれもなく住居費です。
住宅ローンを支払い終えるのが、70代だとどうしますか?
定年になった後もローンを支払い続けることになります。
年金も当てにならず、「収入ー支出」がマイマスになってしまう可能性も高いです。
これが、今問題になっている「老後破産」です。
住宅ローンは定年前、できれば50代初めで完済してしまいたいところです。
繰り上げ返済をしたり、安い金利に借り換えたりして、早期に返済を終わらす。
もしそれが無理な場合は、売却も視野に入れる。
歳を取って持ち家がないのは不安ですが、定年後のことを見込んで、早期に売却し、もう一度家計を見直す。
今は中古マンションの売れ行きが好調です。
今のうちにもう一度、将来の家計のシミュレーションをしてみましょう。
また、もう一つ大切なことは、収入を本業だけに頼らないという考え方です。
今はサラリーマンでも副収入を得る色々な方法があります。
不動産投資をはじめ、株やFX。
週末起業や、メルカリ、せどりなどなど・・・
ちなみに「メルカリ」というのは、スマートフォンで、フリーマーケットの利用ができるアプリのことです。
いらなくなったものが高く売れたり、また安く買って高く売ることで収入が得られます。
自分に合った方法で、最低3か所から収入が入るようになれば、一生豊かな生活を送ることができると思います。
これからは自分の身は自分で守る時代なのです。
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不動産鑑定士、不動産投資コンサルタント 浅井佐知子