こんにちは!
不動産鑑定士、不動産投資コンサルタントの浅井佐知子です。

今年も早いもので、
あと半月足らずで終わって
しまいますね。

先日、少し早い
クリスマスパーティに
参加しました。
有名どころの投資家さんが
たくさん来ていて、
とっても楽しかったです。

続きは最後に書きますね。

皆様は不動産投資における、
日本人の特徴は
何だと思いますか?

以下の質問を頂きました。

■質問

「不動産投資にも
日本人の特徴はあるのですか?」

■回答

はい、あると思います。
それは、
「損切りできないこと」です。

例えば過去に
利益の出ない
ワンルームマンションを複数購入し、
毎年赤字になっていたとします。

赤字分は年末の源泉税から
戻ってきて、
節税効果も
あるように思われます。

でも建物の年数が
経つうちに経費が増え、
賃料が下がることも考えられ、
赤字額は今よりも
増えていきます。

そのうち定年や
リストラなどがあって、
会社員でなくなると
節税効果も少なくなります。

なので、
「マンション市場が好調な今のうちに
1~2戸売却しましょう。」
とアドバイスしています。

でも、損が確定し
持ち出しになってしまうので、
なかなか決断できない方が
多いようです。

赤字になっても資産として
保有するのなら問題はないのですが、
「投資」としてみた場合は赤字なので、
本来は損切りすべきですが、
額も大きいため
現実はなかなか難しいです。

特に日本人は、
「損を確定させたくない!」
という気持ちが強いように感じます。

また、同じ投資でも
株や為替の場合は、
24時間取引ができて、
しかも流動性が高いので、
失敗したと分かれば、
すぐに売却できます。

その点不動産は、
「売却したい」
と思っても、すぐに
売れるわけではありません。

投資において、「損切り」
はとっても大切ですが、
不動産の場合は、損切りするまで
時間がかかります。

不動産投資は、
精神的に、「損切りできない」
物理的に、「損切りするのに時間がかかる」
という欠点があります。

これを回避するには、
入口を間違えないように
するしかありません。

そして、入口を
間違えないようにするには、
購入する前に、
「シミュレーション」が
できるようになることです。

きちんとシミュレーションを
できるようになれば、
変な「入口」で購入することはありません。

損切りできない日本人。
なら、入口を間違えない「スキル」を
身に付ける必要があるということです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

先日参加したクリスマスパーティーは、
有名どころの不動産投資家さんがたくさん来ていました。

私も本のプレゼントを頂き、
食べて飲んで、
とっても楽しい一足早いクリスマスパーティーでした。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

『良質な不動産情報とサービスで人を幸せに!』
不動産鑑定士、不動産コンサルタント  浅井佐知子

 
  • line
  • facebook
  • twitter
  • line
  • facebook
  • twitter

本サイトに掲載されているコンテンツ (記事・広告・デザイン等)に関する著作権は当社に帰属しており、他のホームページ・ブログ等に無断で転載・転用することを禁止します。引用する場合は、リンクを貼る等して当サイトからの引用であることを明らかにしてください。なお、当サイトへのリンクを貼ることは自由です。ご連絡の必要もありません。

このコラムニストのコラム

このコラムニストのコラム一覧へ