こんにちは。
不動産鑑定士、不動産投資コンサルタントの浅井佐知子です。

皆様は現在の不動産市況、
売り時、買い時のどちらだと思いますか?

実は、現在の不動産市況は、
まだら模様なんです。

どういうことかというと、

・自用の更地
・自用の戸建

は、それほど上っていないのに、

・投資用のマンション、アパート
・マンション用地
・アパート用地

など、投資にかかわる不動産が
大きく上がっています。

これはなぜだと思いますか?

それはマイナス金利の影響が、
投資不動産にすべて向かっている
のが原因だからだと思います。

従って、平成バブルのころに購入して、
ずっと売却できなかった方は、
今が売るチャンスなのです。

マンションも20年を過ぎたころから、
多大な修繕費用が掛かってきます。
ずっと持ち続けるというのも
ひとつの手ですが、
修繕費用が出ない方は、
今のうちに売り切るのが得策です。

修繕箇所は、

・外壁の塗装
・屋根
・階段、手すりの塗り替え
・配管の取り換え

など多岐にわたります。
配管の取り換えなどは、
大がかりな工事になるため、
コストも相当掛かりますが、
入居者がいると、取り換え自体不可能
という場合もあります。

建物はきちんとメンテナンスするかどうかで、
耐用年数も変わってきます。
RC造の場合は、理論上は100年以上持つと言われていますが、
それもメンテナンスをしっかりした結果、
長持ちするということです。

1億円の建築費をかけて建てられた建物は、
取り壊すまでに、メンテナンス費用として、
建物価格と同じ額1億円がかかると言われています。
修繕を怠ると、同じ築年数でも、
見た目は雲泥の差が出るのです。

予算的に余裕がない方は、
今の売り手市場の時期に、
高値で売り切るのもひとつの手だと思います。

以下、東京都の土地の単価と取引件数。
中古マンションの単価と取引件数をアップします。

*レインズ月例マーケットウオッチより作成

●土地単価

●土地件数

●マンション単価

●マンション件数

 
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