みなさま、いかがお過ごしですか?北海道在住の青田です。
私の子供がインフルエンザにかかり、熱が出た二日間はとてもダルそうでした。
インフルエンザの予防接種を受けても、かからないという訳ではないと知っていましたが、なんともかわいそうです。
家族にうつらないといいのですが…
さて前回、「住宅ローンが払えなくなったときの競売について」お話しました。
競売にかけられると、何もいいことはなく、借金だけが多く残ります。
この事態を避けるために、任意売却をおすすめしました。
では、任意売却とはどのようなものなのでしょうか?
以前、ローンが残っている家の売却は可能ですが、条件があるとお話しました。
その条件とは「家の売却と同時にローン残高を一括で返済すること」でした。
ローンが滞っているのだから、一括で全額の返済は無理ですよね。
しかし任意売却では、ローン残高を残したまま売却できるのです。
ただし、こちらも条件があります。
それは「ローンの返済が遅れている状況にあること」「債権者の合意が得られること」「連帯保証人や連帯債務者の同意を得ること」を満たせば任意売却が可能です。
競売と同じようにローン残高はゼロにはなりませんが、土地や建物が相場に近い価格で売却できるので、ローン残高を大幅に減らせる可能性があります。そして残りの借金も生活するうえで無理のないように分割で返済ができるのです。
手続きにかかる費用(仲介手数料や抵当権の抹消費用など)は売却の費用から引かれます。また、引っ越しの費用を工面してもらえる場合もあり、持ち出し費用がかからないことも。
競売のように強制退去を迫られることはないので、引き渡し日を買い手側と相談し、余裕をもって引っ越しすることが可能です。
滞納が続いてしまえば、競売に一直線ですので、払えないからといって目をそらすことなく向き合いましょう。
土地や建物の売却は最終手段です。支払いが難しくなることがわかっている場合には、早めに金融機関に申し出て、支払期間を延長してもらったり、月々の支払額を下げてもらったりしましょう。
それでも、返済できない場合には売却も一つの方法です。