大家さんとして安定した収入を得たいと憧れている人が多い反面、どう進めていけばいいのか悩んでいる人も少なくないと思います。

ここではそんな大家になるための心構えや具体的な手順をご紹介していきます。

 

なぜ多くの人は大家になりたいのか?

そもそも、なぜ多くの人は大家になりたいのでしょうか?ここでは不動産投資による大家のメリットをご紹介します。


安定した収入が得られる

大家における最大のメリットは毎月安定した賃料収入が入ってくることです。

マンションの賃料水準はほとんど下がることなく安定しているため、計画的に収入を得ることができます。


大きな利益が得られるチャンス

大家さんは家を貸すだけでなく、売ることで収入を得ることもできます。ここ数年、不動産価格は上昇し続けているため、購入した物件によっては数年後大きな利益を得られるチャンスです。


ローリスクで手間がかからない

同じように投資して利益を得る株やFXに比べて、不動産投資が選ばれている理由として「ローリスクで手間がかからない点」が挙げられます。

不動産投資は頻繁に値動きをチェックする必要もなく、管理が楽なうえに安定した利益が得られる点が魅力と言えるでしょう。

 


大家になる手順

では、実際にどうすれば大家さんになれるのでしょうか?ここでは大家になるための具体的な手順をご紹介していきます。


1.投資用不動産を探す

不動産会社への依頼やインタネットを通じて、予算に合ったお目当ての物件を探します

2.ローンの事前打診

ローンを利用する場合、不動産会社を通じて「融資は可能か?」「いくらまで借りられるのか?」などを事前に確認しておきます。

3.購入の申し込み

お目当ての物件が見つかったら、不動産会社に購入の意思を伝えます。

4.契約・ローンの申し込み

申し込みからだいたい1週間ほどの審査で契約することができます。ローンを利用する場合はこのときに申込みを行います。

5.ローン契約(金銭消費賃貸借契約)

物件の売買契約後に金融機関とローン契約を結びます。

6.引き渡し(所有権の移転)

ローン契約を結んだ金融機関から融資金が振り込まれ、購入代金を支払うことで所有権を持ち、晴れて大家さんになれます。

7.家賃の受け取り

契約日の次の送金日からようやく家賃を受け取ることができます。

 


気を付けたい大家さんのリスク

一度物件を所有すれば安定的な収入が得られる大家さんですが、全く知識を持たずに手を出すのは危険です。ここでは特に気を付けたい「空室リスク」とその対策をご紹介します。


入居者ゼロの「空室リスク」

賃貸物件を売り出したところで必ずしも入居者が入るわけではありません。物件によっては購入しても入居者が居なかったり、入居者からのニーズが低下していくケースも考えられます。

そのため、購入する際は以下の項目に注意しながらニーズの高い物件を選びましょう。

・最寄駅やコンビニなどから近く利便性が高いか

・間取りや内装が現代のニーズにあっているか

・建物はきちんと手入れ・管理されているか?

また、空室の不安がある人は賃貸管理会社が行っている「空室保障サービス」といった保険に入るのもアリだと思います。

 
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