マイホームをお持ちの方は御自宅の屋根、大丈夫ですか?
台風や地震が多い日本において家を長持ちさせるためには、屋根のリフォームが欠かせません。
ここでは屋根のメンテナンスの重要性とリフォーム法についてご紹介します。
屋根のメンテナンスの重要性
とはいえ、屋根の重要性にピンとこない人も多いと思いますが、屋根をメンテナンスすることで次のメリットが得られます。
雨漏りなどの浸食被害を予防
雨風や紫外線などから私たちを守ってくれている屋根は日々着実にダメージを蓄積しており、放っておいた結果、雨漏りや腐食などによって家財に深刻なダメージを与えてしまうケースも少なくありません。
そのため、屋根は定期的に点検・修理・メンテナンスを行っておきましょう。
地震対策
東日本大震災後、多くみられるのは地震対策のためのメンテナンスです。
屋根を重ねて頑丈に補修するのではなく、軽量化された瓦などで屋根をメンテナンスし、家の重心を低くすることで、地震の際の揺れを小さく抑えて建物全体にかかる負担を軽減させることができます。
屋根のリフォーム法
屋根のリフォームは見た目を美しくするだけでなく、住まいを長持ちさせることに大きな意味があります。
ここでは、屋根の傷み具合や築年数などの状態に合わせた3つのリフォーム法をご紹介していきましょう。
屋根の塗り替え(50万円前後)
築年数が10年程度と比較的新しく、屋根材や下地が傷んでいない場合、屋根材表面の塗り替えで屋根の劣化を予防しましょう。
定期的な塗り替えで屋根の表面を保護することによって、屋根の寿命を延ばすことができます。
屋根の重ね張り(100万円前後)
屋根材表面が劣化しているものの、下地がまだ傷んでいない場合は既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねて補修していきましょう。
既存の屋根を撤去する費用と手間がかからないため、コストを抑えることができます。
屋根の葺き替え(200万円前後)
下地まで傷んでいる場合は既存の屋根材を剥がし、下地補修してから新しい屋根材に取り替えなければいけません。
葺き替え工事はコストもかかる大がかりな工事ですが、以下のメリットが得られます。
1.断熱効果を高めることができる(断熱材や遮熱シートなどを設けることで屋根の断熱性能を高めることが可能)
2.地震に強い家に生まれ変わる(軽い屋根材を使用し、重心を低くすることで地震の際の揺れを軽減することが可能)
大切な家族や財産を守る屋根
いかがでしたか?
屋根は意外にもダメージを受け続けているので、定期的な点検とメンテナンスを行い、頑丈な屋根にすることで大切な家族や家財を守っていきましょう。