千葉県の移住支援計画
首都 東京に近く、成田国際空港もあり何処にでもアクセスしやすい千葉県。四方を海と川に囲まれているため、豊かな自然環境も魅力的です。千葉県では市町村ごとにさまざまな移住支援計画を行っています。空き家情報の発信だけでなく、住宅支援・就業支援・田舎暮らし支援などなど。本記事では、千葉県の空き家バンクをご紹介しながら、空き家問題にも言及していきます。
空き家バンクとは?千葉県の空き家率
売却または賃貸を希望している方からの申請を受け、市が仲介役となり、空き家を探している方に提供するシステムの事です。千葉県は県としてではなく市町村として空き家バンクを行っているため、より地域に密着した空き家バンクを期待することができます。
平成25年度時点の千葉県空き家率は、12.7%。空き家率は全国38位と好成績ですが、さらに減らしていきたいというところですね。
空き家を使って新事業を始めてみては?
就業支援計画の1つをご紹介しましょう。銚子市の就業支援計画には、“空き店舗活用事業補助金”というものがあります。これは商店街の空き店舗や空き家を使って、事業を行う方に賃借料等の一部支援を行うものです。1年目は店舗賃借料のうち2分の1まで月々50,000円を限度額に、2年目は4分の1まで月々25,000円を限度額に補助金を出してくれます。新しい地でまだ固定客がついていない店舗には、心強い補助ではないでしょうか。また起業・創業に関する相談、セミナーやスクールの開講なども行われているようです。
「住んでみないと分からない」という方は
約11箇所の市町村で、田舎暮らし体験を行っています。各市町村で確保した体験施設に、1週間~1ヶ月のあいだ実際に住んでから移住判断をすることができます。実際に生活することで、物価や気候を知ることができ、移住がよりリアルなものになります。利用申込書や誓約書・注意事項などは銚子市のHPからダウンロードが可能です。
空き家対策は街を活気づけ・安全にする
空き家をなくすことは、街をにぎやかに活気づけるだけでなく、空き家を寝床・隠れ家にする犯罪者を近付けないことで犯罪抑止にもつながります。「地方暮らしに憧れるけど、本当に私にできるかしら?」と不安な方、都心へのアクセスも楽々なおかつ自然に囲まれたゆったり生活のできる千葉県で、まずは空き家バンク利用デビューしてはいかがでしょう。