＜不動産業界の人々（業務別）＞
前回は不動産業界の中の
士業という専門家の方々を
中心にスポットライトを
当てる事にした。
今回は一般的な不動産業界の
人々がどういった部門に分かれて
仕事をしているのかをお伝え
しようと思う。
【不動産業の種類】
不動産業というものは幾つか
のカテゴリーに分かれている。
主に仲介、自社物件の
賃貸と売買とオーナーが持っている
物件の管理の業務を行っている会社
が基本的な不動産業だ。
【仲介とは何か】
仲介というのは売り手と買い手
をつなぐ役割をする事。
簡単に言えば売りたい人と買いたい
人をつなげる役割。
（実は売買の仲介だと大きな手数料
が発生するので営業マンは必死に
なっていたりする。）
【自社物件を勧めるわけ】
自社物件の賃貸と売買というのは、
自分達の会社が持っている物件を
貸したり売ったりする事。
（基本的に小さな不動産屋だと、
自分の会社が持っている物件を
貸したがる傾向にあるよう。
何せ、利益がダイレクトに響くので）
【物件の管理】
オーナーが持っている物件の管理
というのは、オーナーから物件を
預かって清掃や入退室、クレーム処理
などの管理をする事。
（こういう事を行っている不動産会社
がある関係で、上手く入居者が決まって
いれば、大家さんは殆ど何もしないで
インカムゲインを得られるという見方も
ある。）
【ちょっとした小話】
以上のように不動産会社の業務は
基本的には仲介による賃貸契約、
売買契約。自社物件の賃貸と売買。
オーナーから物件を預かる管理が
中心となっている。
（勿論、その他にも色々ある）
実はこういった業務が
分かれている関係で大手の
不動産屋だと自らの担当している
役割についてしか精通していない
場合もある。
そう考えると、小さな町の不動産屋
で数人で回しているような会社も
捨てたものではなく、不動産業の
全体像を知っている人と遭遇する
可能性が高いという点もある。
勿論、大手は大手で豊富な物件数
と長年培ったノウハウがあるので、
一概にどちらが良いとは簡単には
言い切れないが、こういった事を
知っておくと、客として不動産屋を
利用する際の参考になると思う。
